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MICHAEL CUESTA

マイケル・クエスタ

監督

1963年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。TVシリーズ「シックス・フィート・アンダー」(01-05)、「デクスター 警察官は殺人鬼」(06-13)、「ブルーブラッド」(10-)、「エレメンタリー」(12-)など監督する。「HOMELAND」(11-)ではエミー賞ドラマシリーズ監督賞を受賞した。映画では、共同脚本も担当したインディペンデント映画『L.I.E』で監督デビュー。その他に、家庭内のドラマを描いて2007年度インディペンデント・スピリット賞のジョン・カサヴェテス賞にノミネートされた『12 and Holding』(05)、2009年度トライベッカ映画祭でプレミア上映された『Tell-Tale』、さらに『Roadie』(11)、『KilltheMessenger』(14/出演:ジェレミー・レナー)などがある。

ヴィンス・フリン

原作

1966年、アメリカ・ミネソタ州セントポール生まれ。1984年にセント・トーマス・アカデミーを卒業し、1988年にセント・トーマス大学で経済学の学位を取得し卒業。卒業後は、クラフト・ゼネラル・フーズで会計と販売マーケティングのスペシャリストとして仕事をした。1990年にクラフト社を退社し、米海兵隊で航空候補生のポストを受けたが、幹部候補生の学校に入る1週間前に、海兵隊航空プログラムから、成長期に苦しんだ脳震盪とけいれん性の発作のため、医学的に失格との通知を受け取った。自分のコンディションのために医療放棄を取得しようと試みながら、本を書くことを考え始めた。5年が経ち、60社以上から断りの手紙を受け取ったのち、処女作を自費出版するという思い切った行動に出る。その本はミネアポリス・セントポールで売上一位となり、1週間のうちに、新しいエージェントとサイモン&シュスターの子会社ポケット・ブックスとの2冊の本の契約を結んだ。処女作「Term Limits」は「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラーリストに載り、フリンの小説はすべてヒットを記録。それ以来、ペーパーバック版もハードカバー版もベストセラー入りし、フリンはリサーチの正確さと、イスラム過激派原理主義とテロリズムの台頭を予知/警告する先見の明で知られるようになった。2007年10月、9冊目のポリティカルサスペンス「ProtectandDefend」が「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラー、第一位となり、フリンのキャリアにもう一つの金字塔を打ち立てた。その数か月後、CBSフィルムズはフリンが創造したキャラクター、ミッチ・ラップを主人公とするサスペンスアクション映画のフランチャイズ・オプション権を獲得。ミッチ・ラップのサーガの過去を描く作品「American Assassin」と「Kill Shot」がそれぞれ2010年10月と2012年2月に出版され、両作品ともに「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラーの第一位を獲得した。シリーズ作品には、「American Assassin」「Kill Shot」「Transfer of Power」「The Third Option」「Separation of Power」「Executive Power」「Memorial Day」「Consent to Kill」「Act of Treason」「Extreme Measures」「Pursuit of Honor」「The Last Man」「The Survivor」がある。2013年に前立腺癌のため死去。

※「アメリカン・アサシン」オークラ出版より6月20日刊行予定